やってみなくちゃわからない
手描き・MMD MAD進捗状況専用報告所
息抜きー。
部屋の掃除してたら出てきたので聞いてたらこんなん出来ました。
キャプションにも書きましたが、Aviutlでの編集練習作。
笛から後の素材以外は使い回しです。
CE(正式名称CrystelEngine/フリー。詳しくは右のリンク先へどうぞ。)でフィルム風効果を作成したのが無駄な手間と書いたのは、WMMにはデフォルトの『ビデオ効果』に3タイプのフィルム風効果があるからです。
で、どう作ったか、ですが、そんなに凄い事はしていません。クリッピングと境界ぼかしさえ使えれば誰でも作れます。
詳しい説明に行く前に、5工程で終わるCEで作ったフィルム風エフェクトの制作方法。
1.CEを開きます
2.『ウィンドウ』タブから『エフェクト』→『ポストエフェクトビュー』を選択
3.出てきたウィンドウから、以下のものを『素材ストック』に読み込む
・画面スクラッチ(初期パラメータは白になっているのでチェックを外す)
・テレビノイズ
・画面ぶれ
・枠
4.自分好みのパラメータにする
5.『レンダリング』で必要事項を打ち込み(例:0~300f)、形式をAVIに。『レンダリング』を押すと出てくる圧縮プログラムは『Ut Video~RGBA』
これで完成です。もっとセピア調にしたかったり枠の境界をぼかしたりしたい時は
そのものズバリな『セピア』や『枠ぼかし』を使ってみるといいかもしれません。
画面スクラッチは白か黒かの2値しかないので、色味を変えたい時は、スクラッチのすぐ下のレイヤーに『カラーバランス』を入れるといいかと思います。(サクサクソフトなので怖がらずにみなさん使ってみればいいよ!)
さて。本題のAviutlさんでの作業
笛までのノイズの走っている所は、静止画をシーンチェンジの『リール回転』をパラメータばっらばらにしながら全体に掛けました。
桜の花びらみたいなのは『パーティクル出力』。ただし、画面の端から端まで飛ばしたかったのに、飛距離が伸びなかった理由がまだ分かっていません。
【場転】
本編に入る時に使ったのは、『色調補正』。フィルム調エフェクト用の動画と本編用動画の間にフィルタを入れてあります。
途中で後姿から横カメラになる所は『シーンチェンジ』の『レンズブラー』。
【背景】
画像ソフトでグラデーションを作り、それをMMDに背景画像として読み込んで、ビームマンPの『Clowd』という流れる雲的エフェクトを流しています。黄色い空と曇天では微妙に雲の色、量などを変えてあります。
【人物】
今回『空のMME以外は使わない』縛りでしたので、書き出した段階では完全に生の状態です。
そこで、前にもやったように、同じ動画を2ライン読み込みます。上位レイヤー(ナンバーが多い方)に『色調補正』と『境界ぼかし』を入れます。
合成モードを色々選択した結果、今回は『陰影』になりました。ここは動画のイメージに合わせて変えるので、自分の好きなように。
境界ぼかしは『透明度の境界をぼかす』にチェック。今回は逆光気味にしたかったので29と少し強めに掛けましたが、ここも気分で数値を変えます。
黒抜きの三成の中にアップの三成の部分。
まず、下準備として下位レイヤー(合成モードが『通常』の方)へ色調補正を入れ、明るさを0にしています。
そしてここの映像、実は黒抜きの中のしっかり見えている動画と、外のぼんやりした動画は別の動画(完全に別という訳ではないですが;)なのです。
黒抜き状態になった全身三成のレイヤーの下に顔アップが来ます。これも、今までと同じく標準と陰影2枚重ねです。
これの『標準』の方のレイヤーを、『上のオブジェクトでクリッピング』にします。そうすると直下のレイヤーの形でくりぬかれます。
レイヤー1 ----------------------------
レイヤー2 ----------------------(クリッピング適用)
(この場合、レイヤー1の形にくりぬかれる。アルファ抜きをしてあれば、その形に添う)
レイヤー上のオブジェクトに赤線が入りますが、これは『このオブジェクトはクリッピングをしているよ』マークなので気にしないで下さい。また、上位レイヤーである陰影はクリッピングしません。
そうすると、上位レイヤーである陰影の合成先が、クリッピングで抜かれた所は今までと同じように直下の人物に、クリッピングから外れた部分はその更に下にある曇天の動画になります。この時合成モードが『通常』では透明度を下げない限り背景とは合成されませんが、今回は『陰影』なので、背景と合成され、うっすら後ろの空が見える仕様になります。
今回の動画では、その上から更に筆っぽくしたブラシでざかざかと描いた透過画像をクリッピングして合成してあります。
違いはこんな感じ
加工無し 加工あり
……とまあ、そんなに大したことはしていませんが、弄ってみて楽しかったです。
相変わらずの自分用覚書きですが、もしも誰かのお役に立てたら、的な。
杯のBad∞End∞Nightに関してはまだ言えない事が色々あるので、EXが終わったら記事を書きたいと思います。
キャプションにも書きましたが、Aviutlでの編集練習作。
笛から後の素材以外は使い回しです。
CE(正式名称CrystelEngine/フリー。詳しくは右のリンク先へどうぞ。)でフィルム風効果を作成したのが無駄な手間と書いたのは、WMMにはデフォルトの『ビデオ効果』に3タイプのフィルム風効果があるからです。
で、どう作ったか、ですが、そんなに凄い事はしていません。クリッピングと境界ぼかしさえ使えれば誰でも作れます。
詳しい説明に行く前に、5工程で終わるCEで作ったフィルム風エフェクトの制作方法。
1.CEを開きます
2.『ウィンドウ』タブから『エフェクト』→『ポストエフェクトビュー』を選択
3.出てきたウィンドウから、以下のものを『素材ストック』に読み込む
・画面スクラッチ(初期パラメータは白になっているのでチェックを外す)
・テレビノイズ
・画面ぶれ
・枠
4.自分好みのパラメータにする
5.『レンダリング』で必要事項を打ち込み(例:0~300f)、形式をAVIに。『レンダリング』を押すと出てくる圧縮プログラムは『Ut Video~RGBA』
これで完成です。もっとセピア調にしたかったり枠の境界をぼかしたりしたい時は
そのものズバリな『セピア』や『枠ぼかし』を使ってみるといいかもしれません。
画面スクラッチは白か黒かの2値しかないので、色味を変えたい時は、スクラッチのすぐ下のレイヤーに『カラーバランス』を入れるといいかと思います。(サクサクソフトなので怖がらずにみなさん使ってみればいいよ!)
さて。本題のAviutlさんでの作業
笛までのノイズの走っている所は、静止画をシーンチェンジの『リール回転』をパラメータばっらばらにしながら全体に掛けました。
桜の花びらみたいなのは『パーティクル出力』。ただし、画面の端から端まで飛ばしたかったのに、飛距離が伸びなかった理由がまだ分かっていません。
【場転】
本編に入る時に使ったのは、『色調補正』。フィルム調エフェクト用の動画と本編用動画の間にフィルタを入れてあります。
途中で後姿から横カメラになる所は『シーンチェンジ』の『レンズブラー』。
【背景】
画像ソフトでグラデーションを作り、それをMMDに背景画像として読み込んで、ビームマンPの『Clowd』という流れる雲的エフェクトを流しています。黄色い空と曇天では微妙に雲の色、量などを変えてあります。
【人物】
今回『空のMME以外は使わない』縛りでしたので、書き出した段階では完全に生の状態です。
そこで、前にもやったように、同じ動画を2ライン読み込みます。上位レイヤー(ナンバーが多い方)に『色調補正』と『境界ぼかし』を入れます。
合成モードを色々選択した結果、今回は『陰影』になりました。ここは動画のイメージに合わせて変えるので、自分の好きなように。
境界ぼかしは『透明度の境界をぼかす』にチェック。今回は逆光気味にしたかったので29と少し強めに掛けましたが、ここも気分で数値を変えます。
黒抜きの三成の中にアップの三成の部分。
まず、下準備として下位レイヤー(合成モードが『通常』の方)へ色調補正を入れ、明るさを0にしています。
そしてここの映像、実は黒抜きの中のしっかり見えている動画と、外のぼんやりした動画は別の動画(完全に別という訳ではないですが;)なのです。
黒抜き状態になった全身三成のレイヤーの下に顔アップが来ます。これも、今までと同じく標準と陰影2枚重ねです。
これの『標準』の方のレイヤーを、『上のオブジェクトでクリッピング』にします。そうすると直下のレイヤーの形でくりぬかれます。
レイヤー1 ----------------------------
レイヤー2 ----------------------(クリッピング適用)
(この場合、レイヤー1の形にくりぬかれる。アルファ抜きをしてあれば、その形に添う)
レイヤー上のオブジェクトに赤線が入りますが、これは『このオブジェクトはクリッピングをしているよ』マークなので気にしないで下さい。また、上位レイヤーである陰影はクリッピングしません。
そうすると、上位レイヤーである陰影の合成先が、クリッピングで抜かれた所は今までと同じように直下の人物に、クリッピングから外れた部分はその更に下にある曇天の動画になります。この時合成モードが『通常』では透明度を下げない限り背景とは合成されませんが、今回は『陰影』なので、背景と合成され、うっすら後ろの空が見える仕様になります。
今回の動画では、その上から更に筆っぽくしたブラシでざかざかと描いた透過画像をクリッピングして合成してあります。
違いはこんな感じ
加工無し 加工あり
……とまあ、そんなに大したことはしていませんが、弄ってみて楽しかったです。
相変わらずの自分用覚書きですが、もしも誰かのお役に立てたら、的な。
杯のBad∞End∞Nightに関してはまだ言えない事が色々あるので、EXが終わったら記事を書きたいと思います。
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